サルコペニア肥満の原因と対策~筋肉量を減らさないダイエット。運動不足に注意
サルコペニア肥満の原因と対策
▼『サルコペニア肥満を防ぐ方法はありますか?』
というご質問をいただいたので、本日は、サルコペニア肥満について、独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、サルコペニア肥満とは何か?
私なりにシンプルにまとめてみると、
「筋肉量の減少によって、脂肪を燃焼させるパワーがなくなり、体脂肪率が上がること」
こんな感じでしょうか。
▼筋肉量が多い人は、筋肉がカロリーを消費するため、脂肪が燃焼しやすくなります。
過去の記事でも書きましたが、ダイエットに筋トレなどの「無酸素運動」が効果的なのは、
「筋肉をつけることによって脂肪が燃焼しやすくなり、ダイエットがスムーズに進むから」
です。
▼逆に、間違ったダイエットをしたり、あまりにも食事の量が少なかったり、極端に運動不足だったりすると、筋肉量がどんどん減っていきます。
筋肉が減っていくと、基礎代謝が下がり、「脂肪を燃焼しにくい体」になってしまう。
こうなると体脂肪率がどんどん上がってしまうわけです。
これが「サルコペニア肥満」
要するに、「筋肉量が少ないのに、体脂肪は多い人」ですね。
▼厳密に言えば、「サルコペニア」とは、加齢に伴う筋肉量の減少のことを言いますが、ダイエットにおいては、偏食による筋肉量の減少も、サルコペニア肥満と言います。
いずれにしても、定点観測的に、体重計で筋肉量をチェックしておくことが重要です。
筋肉量が減っていて、体重は変わらない場合、体脂肪が増えていることになります。
つまりは、サルコペニア肥満ですね。
▼ちなみに、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と、混乱しやすいのですが、
メタボは、「内臓に脂肪がつきまくり、高血圧や高血糖などの症状を併発すること」です。
なので、サルコペニアとメタボはまったく別物です。
メタボについては、また別の記事で書いてみたいと思います。
▼さて、サルコペニア肥満の話に戻りましょう。
サルコペニア肥満は、基本的には、「歳をとることで、そのリスクが増す」
加齢と共に、どうしても筋肉量が減少してしまうため、サルコペニア肥満になりやすいわけです。
▼それでは、サルコペニア肥満を防ぐには、どうすればいいのか?
これは比較的シンプルです。
・極端な食事制限は絶対にしないこと
・筋トレとウォーキングを心がけること
・炭水化物を減らす時は、タンパク質と脂質を摂ること
はい。
サルコペニア肥満の対策は、シンプルです。
▼サルコペニア肥満にならないためには、要するに、
「筋肉量を落とさないように、体脂肪率を下げる」
というダイエット方法にすればいいわけです。
ですから、「~~だけダイエット」などは最悪。
特に、「白いご飯をまったく食べない、炭水化物抜きダイエット」は、サルコペニア肥満へまっしぐらです。
(※ただしその分を、タンパク質と脂質で補えばOK)
▼ということで本日は、サルコペニア肥満について書いてみました。
ダイエットの目的は、体重を減らすことではない。
体脂肪率を下げることです。
体重が減っても、体脂肪率が変わっていなければ、それは筋肉量が減ったということです。
そしてそれが、サルコペニア肥満となり、将来の病気につながってしまう。
ですからダイエットは、ただ痩せればいいというものではない。
正しい知識を身につけ、より安全な方法で行っていく必要があるわけですね。
ダイエットについての知識は、当ブログの他の記事も参考にしてみてください。
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